火曜日, 4月 13, 2010

REGZA録画リスト不具合の修正方法(人柱版)

2010.05.14追記
ZX9000/Z9000及びZX9500/Z9500シリーズの方は5/17より、改善ファームの自動配信開始。サーバーからのダウンロードは既に始まっているそうなので、手動でファーム更新を行えば直ります。
2010.05.28追記
H9000/R9000シリーズも、5/31より改善ファームの自動配信開始。もちろん、サーバーからのダウンロードは既に可能です。

ソフトウェアダウンロード情報
※注意
原因が特定できた確証が無いので、安全確実な方法ではありません。
操作にはlinuxの予備知識が必要ですし、もちろんメーカー保証が受けられる方法ではありません
適用は自己責任でお願いします。(録画内容は保証されないと思うけど改善ファームで戻って来そうな雰囲気です)

先日、C/Pに優れた高機能テレビと評したREGZAの32R9000ですが、思いもよらぬ罠が待ち受けていました・・・
週末に溜まった番組を見ようと録画リストを開くと・・・何も表示されずにいきなり再起動!
電源を入れ直したりHDDを繋ぎ直したりを何度繰り返しても、録画リストを開けば再起動!しかも、再起動の度に「バチンッ!」っていうイヤな音がしますよ・・・完全にお手上げです。
ネットで調べてみると、上位機種のZシリーズでも同様の症状(フリーズ)が頻発?してるらしく、東芝の窓口対応も鈍いとか。(東芝も原因特定できてない?できたようです)
HDDを初期化すればとりあえず直るようですが、溜まった番組は全て無くなりますし、初期化しても何かの拍子で再発するとの情報も。
サクッとあきらめるには忍びない溜まり具合だったので、某掲示板で情報収集しつつ試行錯誤してみた結果、無事復旧できました。

一つの番組は、下記のような3つのファイルからなる(*部分は機体固有、たぶんMACアドレス)
M000020100212012850************.dtv.meta
M000020100212012850************.dtv.rat
M000020100212012850************.dtv
どうやら、録画リストは.metaファイルから自動生成されているっぽい雰囲気だったので、 .metaファイルを全て取り除いてREGZAに繋ぎ直してみると録画リストが開け、再生、削除等の操作を行って録画リストに戻っても再起動・フリーズは、とりあえず起らなくなりました。
ただ、番組名は素のファイル名(M000・・・)になってしまっていて、再生するまで何の番組だかわかりません。この時点で一安心ですが、さすがにこれは不便なんで、.metaファイルを戻して録画リストがおかしくなった日付の近辺のmeta、rat、dtvファイルを削除してやったら、
(ダメもとの、慎重さを欠いたこの操作で一部の番組を失う事になりましたが)
番組情報も含めて全て復活できました。

まだ確証は無いですが、原因は特定条件下のmeta情報にあるっぽいので、該当のmeta情報だけを削除してやれれば、より完全に近い復旧が可能と思われます。
自分で追検証してる余裕が無いですが、この辺を覗けば誰かが検証してくれているかもしれません。
東芝液晶テレビ REGZA(レグザ)Z/ZH/ZX専用スレ
根本原因が取り除かれないと、また再発すると思うんで、抜本的な対策はファーム修正を待つしか無さそうです。バランスはとても良い製品なので、東芝さんには早急な対応を望みますが、諦めきれない人達のために、とりあえずの復旧手順を記しておきます。(新情報、思い出した事があれば随時追記するかも)

以下復旧手順
2010.04.14追記
この手順では、うまくいかなかった報告もあるようです。
試行錯誤に嫌気がさしてたこともあり、復旧の道筋を見いだした時点で小躍りしながら結果オーライで作業しちまったんで、細かい手順はうろ覚えなんです・・・より確実な手順を見つけた方は教えて下さい。
くれぐれも、後人のための人柱になる覚悟の無い方、手順を10回くらい読んでも意味がわからない方は決して手を出さず、あるかもしれないメーカーの対応を待つようにして下さい。
2010.04.17追記
原因と思しきmetaを含む番組データだけを残してもフリーズ再現しないという、meta情報のみに起因してるわけではなさそうな情報も出てきました。訳が分からなくなくなって来ましたが、とりあえずの復旧手順としては有効と思います。
2010.04.18追記
管理ファイルの削除のみでも1回は録画リストが開ける現象から、フリーズ(Rは再起動)自体は、壊れたdir_infoの読込みで起きるっぽい。dir_info更新の際、特定のmeta情報が含まれているとdir_infoが壊れるのではないかと
録画数も絡んでるみたいなんで、dir_infoの特定アドレス範囲と特定のmeta情報とのコンボのような気がして来た。けど、検証できるデータが既に手元に無いんでフリーズ再発待ち。いや、再発する前にファーム修正頼む。

念のため、録画リストの不具合が起きても録画自体には直接の影響はないようです。(録画リストが開けなかった間に予約録画された番組も残っていました)
また、問題のディスクをとり外して代替ディスクを繋げば録画リスト含め、全て正常に使えるハズです。代替ディスクがなかったり、予約時間が迫っている場合は慌てず騒がずディスクはそのまま繋いでおいて、十分な復旧準備と時間ができてから作業にかかりましょう。 決して、録画中に不具合の起きた録画リストを開いてはいけません。(ええ、録画し損ねましたとも・・・orz)
用意するもの:KNOPPIXのブートDVD(たぶんCD版でも可)

xfs_repairコマンドは必須じゃないけど、取外し操作せずにHDDを外すとxfsが壊れる場合があるので、(試行錯誤中、不用意な操作で何度かxfs_repairのお世話になった)
KNOPPIXは5.3.1を使った方が無難推奨(最新の6.2はXFSをサポートしてません)

1.KNOPPIXがブートできたらUSB-HDDを繋ぐ
2.どうしたいのか聞いて来るが、無視して閉じる
 デスクトップにUSBメモリアイコンが出たら、sda1とかのデバイス名を確認しておく
 ※sda1の部分はsdb、sdc等、接続環境で変わります
3.ターミナルを開いて以下のコマンド実行
 > su
 # mount -rw /dev/sda1 /media/sda1
 (ここでsuperblockなんちゃらとか叱られたら、xfs_repair -Lv /dev/sda1)
 # chmod -R 777 /media/sda1 (GUI操作用)
4.USBメモリのアイコンをつついてKonquerorを開く
5.表示メニューから全てのファイルを表示に
6.念のため退避用のフォルダを作成して.toshiba※で始まるフォルダとファイルを全てコピーしておく
 ※中身は絶対に触らないこと!万全を期すならHDD丸ごと複製して複製ディスクで作業する
  複製の仕方は、このあたりを参考に
  (このステップは不要かも。慎重にやれば、右から左にファイルを移すだけの簡単なお仕事です)
7.以下の四つのファイルを削除(*部分は個体で異なる)
  .toshiba_size_info_************ (ディスク残量)
  .toshiba_serieslist_************ (連ドラリスト)
  .toshiba_isn_info_************ (今すぐニュース、使ってない場合は存在しない)
  .toshiba_dir_info_************ (録画リスト)
2010.04.17追記
フリーズを完全に取り除けないケースもあるようですが、
これらのファイル削除で、最低1回は録画リストにアクセスできるので、
手間はかかりますが、このタイミングで別ディスクにダビングする事は可能みたいです。
8.日時からあたりをつけた.metaファイルを退避フォルダに移動
  (ここは現状、まるっきり勘に頼るほかない)
9.USBメモリのアイコンを右クリでマウント解除
10.REGZAに戻して、録画リストまわりが正常動作すればおめでとう
  フリーズ再発なら7から手順を繰り返す
  ※この場合、8で退避した.metaファイルは無害かもしれないので戻して良いかも
meta情報を削除した番組は、M000・・・と表示されて残っているハズ(前述のミスで未検証)
気になる人は、Aria Rgzam(REGZA専用のMetaファイルエディタ)で、番組情報を付加すればより完璧かもしれません。
復旧直後は、連ドラリストがおかしな事になりましたが、時間が経ったら自動再構築してくれてました。

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